静かに忍び寄る歯周病への対処法 3つのポイント
あなたは歯を失う二大原因をご存知でしょうか?それは、
虫歯と歯周病なのです。そして、どちらが歯を失ってしまう原因として多いのか。
それは歯周病です。
歯周病、俗に歯槽膿漏(歯槽膿漏とは歯周病のひとつの症状のことです。)と呼ばれるこの病気は、実に歯を抜く原因の50%以上を占めます。
歯周病についてお話をしている動画です。2分36秒の動画です。よかったらご覧ください(エアースケーラー 通販)。
歯周病で抜歯に至るまでの段階
段階①:歯を支えるアゴの骨が歯周病菌の感染が元で溶けてなくなってしまう。
段階②:溶けてなくなった部分にバイ菌の巣ができてしまう。
段階③:膿んで歯肉が腫れたり、歯がグラグラ揺れ始める。
段階④:痛くて上手く噛めなくなって抜歯に至る。
歯周病には自覚症状がない
歯周病の初期には歯ブラシの時に出血があるくらいで、その他にはほとんど自覚症状は出ず、中等度に進行してきても歯が少し揺れたり、歯肉がやや落ちたり、水がしみるくらいで、やはり大きな自覚症状はないことが多いです。
ここが厄介なところで、重症化するまでは強い症状が出ないので自分では気づくことができず、ほぼ普通に生活することができます。
しかし、歯肉が腫れたり痛みを起こして慌てて歯科医院に駆け込んだころには、もう助けることができないほど、歯周病が進行していることが多いのです。
一般的に、歯周病の治療は中等度の状態までが限界で、重症化すると治療の成功率は下がり、奥歯に行けば行くほどその成功率は下がります。また歯周病の10%は何をしても治らないと言われています(超音波スケーラー)。
むし歯・歯周病の予防管理中心の治療
かかりつけ機能強化型歯科診療所とは、H28年4月の診療報酬改定で、むし歯や歯周病の重症化予防のために厚生労働省が新たに定めた新制度です。
この施設基準は、予防、メンテナンスを行う歯科医院を評価するもので
・ 医療安全対策及び高齢者の口腔機能管理の研修を受けた歯科医師の在籍
・ 予防やメンテナンスを担う歯科衛生士の在籍
・ 訪問歯科診療や歯周病メンテナンス、補綴物の維持管理の実績
・ 在宅医療を行う医科や緊急時の連携している医療機関がある
・ 緊急時に対応できる設備、器具など十分な体制を整備
・ 滅菌(高圧蒸気滅菌器)、感染防止に必要な設備(口腔外バキューム)がある
などの 基準を満たし 指定をうけました。
どれも当然の内容ですが、設備投資が必要であったり こまごました基準があり、すべてをみたす歯科医院は多くありません。
実際、予防、メンテナンスを行っていない歯科医院はあまりないと思います。しかし、今までは 医療保険では予防は医療ではないということで、治療のみしか評価されませんでした。そのため、予防やメンテナンスの制限が多く 非常にケアしづらかった感はありました。このたび 『かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所』の指定を受けることにより、予防も評価されるようになりました(歯科ハンドピース)。
正月明け
1月7日が近づくと、スーパーで「七草粥セット」が売り出されます。
七草粥はその名の通り7種類の草が入ったお粥のこと。
平安中期頃に中国から伝わり、江戸時代になって、少しずつ庶民の間に広まったといわれています。七草は、早春にいち早く芽吹くことから「邪気を払う」といわれており、無病息災を祈って七草粥を食べる風習が広がった。
種類は、セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ(蕪)・スズシロ(大根)とされています。
これらは日本のハーブとも呼ばれ、ミネラルたっぷりのハコベラや、利尿作用を促進するナズナなど、それぞれ優れた栄養価をもっています。
単なる年中行事のように思えますが、おせち料理やおもちなどを食べるお正月は胃が疲れ気味になるため、胃に優しいお粥で体をいたわる、理にかなった食べ物なの。
正月飾りを仕立て直します。
七草粥は頂きませんが、いつものように炊き立てのご飯とお味噌汁、日本の朝ごはんです。
歯周病について
このページをご覧いただいている方は・・・
●歯がぐらぐらする
●歯肉から出血がる
●歯が抜けたままになっている
●歯ぐきが下がってきている
●歯科医院で歯周病であると診断されたことがある
などを気にされているのではないでしょうか?
年齢とともにお口の中では・・・
●歯を支える歯周組織に変化が起こる
●唾液の分泌量が減る
●口腔内の細菌と免疫力のバランスが崩れ始める
といったことで、歯周病にかかりやすくなっていきます(歯科ユニット)。
リキタケ歯科医院のホームページでは・・・
●「歯周病とは:歯周病の進行と症状」
●「歯周病の検査」
●「歯周病の治療」
●「歯周病と全身疾患」
●「自宅でできる口腔ケア」
●「歯周病 Q&A」等をお示ししています。
歯周病を治したいと思っている方は、まず歯科医院にて検査を受けて下さい。
現在の歯周病の状態を把握して、患者さま一人一人の状態に合わせた治療計画を作成し、治療を始めていきます(超音波スケーラー)。
食いしん坊日記
今日はいただいてきた炙りシメサバの太巻きで豪華な夕食です。
教えてもらった柿と大根のあわ雪なます早速作ってみました。
美味しくできました。
大根ステーキの予定でしたが変更。
大根の皮のきんぴらを作りました。
インプラント治療の流れ
1.診査と治療計画
失われた歯の数、インプラントを埋め込む骨の硬さ、大きさ、位置により、治療法には様々な選択肢があります。歯にかかる力の方向や強さはもちろん、患者さんに無理のない衛生管理などを含め総合的に検討した上で、治療計画が立てられます(歯科レントゲン)。
2.一次手術
顎の骨にインプラントを埋め込みます。
3.治療期間
一次週手術後、3~6ヶ月の治癒期間をおく事で、インプラントと骨が強い力で結合します。(オッセオインテグレーション)この期間、仮の歯を使用出来る場合もあります()。
4.二次手術
歯ぐきを開いて人工の歯を取り付ける準備をします。
この状態で、歯ぐきが治るまで1~6週間おきます。
※二次手術が必要のない方法もございます。
5.人工の歯を作製・装着
歯ぐきが治った時点で型を取り、人工の歯を作ります。
形や色などは患者さんに合わせて作製し、インプラントに取り付けます。
メインテナンスと定期検診
インプラントで治療した部分に限らず、口の中を衛生的に保つ必要があります。
ブラッシングの方法などについて適切な指導を受け、また半年に1回程度の定期検診を受けて、インプラントや人工の歯の状態、噛み合わせを確認します(コントラアングル)。